埋伏歯症

初診時

FP・IOP
X-Ray

動的治療終了時

FP・IOP
X-Ray

経過観察(13歳6ヶ月)

経過観察
(13歳6ヶ月)

IOP
主訴 上顎犬歯の位置異常 診断名 上顎左右側犬歯埋伏歯症
初診時年齢 11歳0ヵ月 性別 動的治療期間 11ヵ月
抜歯部位
使用装置 0.018" × 0.025" standard edgewise
その他装置 -
口腔内ゴムの使用 -
保定装置 上顎 Begg Type Retainer
治療費用(税別)
装置料 20万円 処置料 5千円×11回
保定装置料 3万円 経過観察 3千円×15回
診断時の特記事項
顔貌所見 正貌はほぼ左右対称。側貌はconvex type、口唇閉鎖不全、口元の突出感が認められた。
口腔内所見 over jet 5.5mm,over bite 5.0mm,大臼歯関係はⅠ級 、Hellmanのdental ageはⅢBであり上突歯列を呈していた。
X-Ray所見
セファロ所見 Sellaに対して下顎頭は後方位だが下顎骨は大きくしっかりとした形態をしており前後的にはⅠ級、垂直的にはロウアングルの骨格形態をしていた。 上顎前歯は唇側傾斜を呈していた。
パノラマ所見 上顎左右側犬歯は近心傾斜し側切歯歯根に重なるように認められた。
批評・予后・リスク
批評・予后 埋伏歯の牽引を行い位置異常の改善をした結果、適切な犬歯のガイドが得られ、ほぼ緊密な咬合となったように思う。口元の改善を希望された場合は小臼歯抜歯症例として本格矯正治療を行う予定である。
リスク 通院間隔が長くなったり顎間ゴムの協力が得られないと予定の治療期間より延長したり仕上がりが不十分になる恐れがあります。
ブラッシングを怠ると虫歯のリスクが高くなります。