顎関節症について1

《顎関節症とは?》

あごの骨(関節)の病気ですが、様々な症状があります。


その他にも、頭痛、咽頭部痛、耳痛、眼痛、舌痛、頬部痛、めまい、耳閉感、歯痛、歯ぎしり、頸部痛 肩こり、目の奥の痛み、アゴの疲労感、アゴのこり感、耳鳴り、手のしびれ、嚥下困難などがあります。

顎関節症の誘因は、複数の因子が関与しておこる多因子性の機能障害とされていますが、2つに分けられます。

上記因子が複合的に混ざって生体の生理的バランスが崩れ、顎関節症がおこると言われています。

そして発症のきっかけは以下の通りです。

日常の様々なことがきっかけとなって顎関節症を誘発します。

○何かに熱中したり緊張して強く食いしばる
○何か特別な行事があると緊張して食いしばる
○仕事で悪い姿勢を長時間続けていた
○仕事のストレスで夜よく眠れない
○片側の歯が悪いため反対の歯だけで食べ物を噛む癖がある

などに身に覚えのある方は要注意だといえます。

顎関節症は「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている」と日本顎関節学会で定義されています。