歯ぎしりは、眠っているときに起こる事なので本人にはわかりません。 しかし、単にうるさいだけではすまされない場合もあります。
《なぜ歯ぎしりをするのでしょうか?》
寝ているときは、誰もが「自分はスヤスヤと眠っている」とお思いでしょう。 しかし、寝ているときのことなので、ほとんどの人は気づかないことが多いのです。 歯ぎしりは、あごの異常な緊張によって起こります。 直接の原因となるのは、かみ合わせの悪さです。
- 例えば
- ・歯並びが悪い
- ・あごの骨に異常がある
- ・義歯が合わない
- ・抜けた歯をそのままにしておく
- などです。
歯ぎしりは、かみ合わせの悪さ(歯の出っ張り)をなおそうと 無意識のうちに調整しているのです。他にもストレスが原因で起こることがあります。
《歯ぎしりは放っておいてもいいのでしょうか?》
歯ぎしりをするときには、とても強い力が働きます。 そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯が欠けたりすることもあります。 歯の根っこの部分にも大きな影響を及ぼします。 そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きたときにあごや歯に 違和感のある方は歯科医のチェックを受けてください。
当医院で簡単にかみ合わせのチェックができます。 また、ナイトガードというマウスピース型の保護装置もあります。 気になる方は、一度ご相談下さい。