矯正治療あれこれ

茨城県  ひたちの矯正歯科医院
矯正治療について
 

〒300-1207
茨城県牛久市
ひたち野東2-13-33
TEL:029-875-8552

※土浦・つくば周辺で矯正歯科を
お考えの方も大歓迎。


時間
10:00

12:30
×
×

14:00

19:30

×
*
×

   休診日:日、月、祝日
   *土曜日は18:00まで

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矯正治療あれこれ

矯正治療希望の方へ
▶︎矯正歯科医院を選ぶ際に考えて頂きたいこと

 現在、全国には約2万軒(歯科医院の約3割)が矯正歯科を標榜しています。
 その数ある歯科医院の中から安心して治療を受けられる医院を選ぶことは決して簡単なことではありません。

 数件の医院へカウンセリングに行かれた方は既に分かると思いますが、病院によっての雰囲気や
 応対が様々であることはもちろんのこと、治療方針や使用する装具、費用、始めるタイミングが
 異なり、逆に困惑してしまうこともあると思います。

 だからと言って考えるのをあきらめてしまい、近いからという理由や
虫歯治療から矯正治療まで一カ所でできるからという安易な理由で決めてしまうのも良くありません。

 矯正治療は全ての永久歯を移動して噛み合わせを大きく変え、理想的な状態に仕上げていく治療です。
 ですので、劇的な変化が期待できる反面、高い技術力が求められる治療であると言えます。
 お子様の場合には、そこに顎の成長発育が加わりますので、更に複雑な治療といえます。

 そのため安心できる矯正治療を受けるには、卒後研修以降、他の一般歯科医療は行わずに
 集中して専門的な矯正技術の習得をしている矯正専従の歯科医師が良いと考えます。

▶︎矯正専従の歯科医師と一般歯科医との違い

 矯正専従の歯科医師と一般歯科医師は歯学部での総合的な歯科医療の勉強や
 歯科医師国家試験に合格するまでの道のりは同じですが、卒後研修から異なってきます。

 前者は卒業後に大学付属病院や矯正専門歯科医院にて5〜10年程
 集中的な矯正治療についての研修を受け、治療経験を積んでいきます。
 大抵の場合、その間に日本矯正歯科学会の試験を受け認定医を取得します。
 その後、さらに治療経験を積んでいき、認定医以上に厳しい試験や症例報告を行い
 技術が認められた場合にのみ、日本矯正歯科協会、日本矯正歯科学会、日本成人矯正歯科学会の専門医となれます。

 その一方、一般歯科医師の多くは卒業後の矯正治療に特化した卒業後研鑽は積んでおらず
 独学に近い状況で矯正治療を行っています。また、定期的な症例報告など他の熟練した矯正専門医による
 客観的な評価を受けずにいる場合がほとんどですので、技術の研鑽もしない方が多くいます。

▶︎矯正歯科治療を受ける際、実際に何を目安に選択をすればよいのでしょう?
 私は以下の点に注意することを提案します。

1、 専門医を取得している

 矯正の専門教育を受けている先生を選択するのは最低限必要なことだと思います。
 できれば(認定医以上の)専門医を取得している先生がよいでしょう。
 私の知り合いで認定医、専門医を取得していないけれども腕の良い先生はおります。
 ただ、そのような先生をご存じないのであれば、専門医を取得している先生のほうが安心ではないでしょうか。
 専門医は厳しい外部評価をクリアしているので技術力は確実だといえます。

2、 診療日数が十分にある

 矯正治療は月に1回程度の来院間隔で治療は進んでいきます。
 ですので、診療日数が月に1回程度でも治療は問題なくできると思います。
 ただ、矯正医が常勤しておらず、スタッフの技量があまり無い場合に
 装置が壊れた時などの対応が不十分になる恐れがあります。
 安心して治療を受けたいのであれば矯正専門の歯科医院をお勧めします。

3、 診断時の資料が整っており、説明をしっかりとしてくれる

 矯正治療をする前に精密検査を行います。レントゲン撮影(セファロとパノラマ)、顔と口腔内写真撮影
 模型採取は診断に必要な資料であり、状況に応じて他のレントゲン写真撮影、CT撮影なども行います。

 診断に基づく治療方針が明確だと、治療期間や治療費用もおのずと明確になります。
 逆に術前の治療方針やそれに基づく治療期間や治療費用が不明確にしか伝えられない先生は
 立案するための知識と経験が不足しているかもしれません。
 また、私は患者様に治療方針をご理解いただくよう丁寧に説明をするのも術者の重要な責務と考えます。

4、 情報の開示をしっかりしている

 診断、治療方針の説明は情報量が多くなりますので、その内容を記載した資料の配布は最低限必要だと考えます。
 それ以外にも、治療中の口腔内写真を記録している歯科医院は状況把握をスタッフも含めてしっかりと行っているところが多いので、より安心です。
 また、そのような情報を積極的に開示している医院は腕に自信があると思いますので更に安心だといえます。

5、 院内が清潔である

 矯正専門医に限ったことではありません。医院を清潔に保てないような先生は
 医療者としての意識が低いため治療の質も良くないところが多いように思います。
 院内が不潔で腕の良い先生はまずいないと考えます。

6、 治療中の説明が丁寧である

 その医院に通院中のお知り合いがいたら、ぜひ治療中の説明状況をお聞き下さい。
 熟練された先生は処置による歯の移動やそれに対する患者さんの反応が予測できるため
 質問を受ければ的確に回答できますし、患者さんを大切にしている先生であれば聞かれる前にしっかりと説明を行います。

 矯正治療を受診する方の多くは、矯正が初めてであり、説明が不足していると些細なことでも不安になってしまうと思います。
 それを払拭するため、処置内容やそれに伴う歯の反応を丁寧に説明する義務が医療者側にはあると思います。
 経験値の低い先生は治療予測ができないため、うまく説明できないこともあると思います。

7、 診療時間を確保している

 月に1、2回の診療日だけでは、患者様1人あたりの診療時間を十分に確保することが困難なように思います。
 もちろん矯正治療の処置には1、2分程度で行えるものもあります。
 保定装置のチェックや生え変りの確認などもそれほど時間はかかりません。
 しかし非常に混雑した医院ですと、正しい手順の一部を省略したり、説明がおろそかになってしまうこともあるように思います。
 これは初診相談時に、他の患者様と医院のやりとりや、動きをよく観察しているとよくわかります。

8、 治療費用が妥当な金額である

 保険診療とは異なり矯正治療は自由診療なので、医院によっての料金設定が異なり、支払い方法も様々です。
 ただ、やはり相場というものが存在しており、永久歯列期の本格矯正治療費用はおおよそ80万円前後となっています。
 治療費用の一括支払を求められるトータルフィー設定、使用する装置によって料金設定が細分されているような料金設定。
 どちらが良いのか一概にはいえないように思います。
 ただ、平均以上のあまりにも高額な料金設定はおかしいように思いますし
 逆に安すぎても治療の質が心配になってきます。しっかりとした治療を行うためには
 それなりのコストがかかりますので、おおよそ相場の料金設定をしている医院が妥当だと考えます。

9、 スタッフがそろっている

 矯正歯科医院に限らずですが、歯科衛生士は常勤しているほうが良いように思います。
 矯正治療を行う上でドクターのみが筋機能訓練、歯みがき指導、クリーニングまでも
 しっかりと行うことは困難でありますし、歯科医師だけが行うのではなく
 歯科衛生士に任せたほうが患者様と歯科医院の関係がよりうまくいくこともあるように思います。
 
 矯正治療は成人の方でも4、5年、小児から始めた場合はもっと長期間の通院すが必要になるでしょう。
 矯正治療を受ける歯科医院を探す際に前述のポイントを踏まえて病院探しをして頂き
 信頼できる先生と巡り会い、安心できる後悔しない矯正治療を受けられることを祈っております。

大人の治療と子供の治療
GS006_L.jpg 280×373 31K■子供(混合歯列期)の矯正治療


●小児(混合歯列期)矯正治療の目的は上下顎のバランスを整えたり、第二期(本格矯正)治療を容易にすることです。


噛み合わせや歯並びの悪さは、歯だけではなく骨格に問題がある場合が少なくありません。

成長が終わっている大人で上下顎骨にズレがあると手術をしない限りそれは改善できません。
一方、成長期のお子さんは顎の成長を利用し顎自体のズレも治せます。

骨格性の受け口(下顎前突)は、上顎骨の成長を促進したり下顎骨の過成長を抑制し受け口の改善を行います。

また、下顎が劣成長の出っ歯(上顎前突)は下顎骨の成長発育を促し、根本的な原因である下顎骨の後退を治します。
その他に顎幅を広げて歯と顎のサイズの不調和を改善し、抜歯をせずに治療をすることも可能です。



小児の矯正治療は乳歯と永久歯が交じっている(混合歯列期)12歳頃までが第一期治療のタイミングです。

この段階では顎骨の成長を利用した矯正治療が中心です。

早期治療をする事によって、上下顎骨のバランスを整えたり、顎と歯牙のサイズの不調和を改善したりします。

永久歯列完成後、第二期治療(本格矯正治療)に移行し、全ての永久歯を適正な位置に整えて噛み合わせを理想的な状態にします。治療方法は成人矯正と同様にブラケットとワイヤーを使用します。



■大人(永久歯列期)の矯正治療



●大人(永久歯列期)の矯正治療の目的は、歯並びを綺麗にするだけではなく、お口の本来の機能を最大限に発揮できる「機能美」、「健康美」を創り出すことです。


第1期治療終了後に行う治療や、永久歯列期(おおよそ12歳以上)から始める治療がこれに該当します。

この治療の目標は歯を馬蹄(ばてい)形に並べて、上下の歯を具合よく噛み合わせることです。
実はこの状態こそが、単に見た目がきれいなだけではなく、お口本来の機能を最大限に発揮できる「機能美」、「健康美」を備えている状態なのです。

年齢を重ねるごとにお口の中のトラブルが多くなってきますが、それに対して矯正治療は虫歯や歯周病の予防につながり、歯並びが良くなった方は歯並びが悪い方に比べて圧倒的にお口の中のトラブルが少なくなります。
また、不正咬合では咬んだ時に歯に伝わる力が正しくないため、歯に大きな負担がかかってしまいます。
その状況が続くと、歯根や歯の周囲の組織がダメージを受け、歯の早期喪失につながりかねません。
歯周病の進行に悩みを抱えやすい年代では、矯正治療による効果が、歯を長く使い続ける際の大きな助けになります。

矯正治療の効果は見た目を綺麗にするだけではなく、10年、20年経って、お口と健康への効果を実感されるものなのです。

子供の頃に矯正治療のタイミングを逃してしまったと思っている方、年齢と共に歯並びが悪くなってきている方、大人になってからでも遅くはありません。ぜひ一歩を踏み出して下さい。

歯並びが悪いとどうして困るの?
「男の子だから多少歯ならびが悪くてもいい」「八重歯だからかわいい」など
見た目だけの問題と歯並びを考える人は少なくありません。
しかし、実際はいろいろな問題があります。

• むし歯や歯周病になりやすい

悪い歯並びだと、歯ブラシが歯のすみずみまで上手に届きにくいので
磨き残しが増えて、むし歯や歯周病になりやすくなります。
また、口の中で唾液が循環することにより歯を清潔に保ちますが
歯並びが悪く口が閉じづらい場合は口の中が乾燥しがちになり虫歯や歯周病になりやすくなります。

• 胃や腸への負担が大きい

かむという行為は、実は非常に複雑です。全ての歯にそれぞれの役割があり
バランスよくかみ合さることで、はじめて食物が消化しやすい大きさになるのです。
また、ちゃんとかめないと唾液の分泌も不十分になってしまい、消化系への負担も大きくなります。

• 発音がうまくできない

歯並びが悪いことで、発音が不明瞭になることもすくなくありません。
受け口の場合、サ行やタ行が発音しにくくなります。
極端な上顎前突や開咬の場合も上手に発音ができません。

• 骨格や顎関節に問題が生じる

上下の奥歯が左右にずれている交叉咬合や、上の奥歯と下の奥歯がすれ違っているはさみ状咬合などがある場合は
顔が左右対称ではなくなります。その状態で、ものをかみ続けると、かむ力が不均等になります。
また、姿勢が悪いと、負担がかかり、顎関節に症状が現れる場合もあります。

• コンプレックスのもとになる

悪い歯並びのために「大きな口をあけて笑うのをためらってしまう」
「口に手を当てて笑うくせがある」「うまく笑えない」と答える人もいます。
かみ合わせによっては、くちびるが自然に閉じない人もいます。
それがコンプレックスになって対人関係に影響を与える場合もあります。
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お子さんの歯並びはいかがですか?
子供の写真
永久歯の歯並びがよくなるかどうかは、子供の時期の歯並びにかかっています。
お子さんの歯並びをチェックしてみましょう。

■正面から見て

顔の中心と前歯の中心は揃っていますか?
あごが、顔の中心より右か左にずれていませんか?
口を閉じたときに、下あごの先に梅干し状のしわができていませんか?
上下の前歯の中心はそろっていますか?

■横から見て

上下のあごのどちらかが前に飛び出していませんか?
下くちびるが、鼻の先と下あごの先をつなぐ線(Eライン)の上にありますか?
子供の場合、上くちびるは線から出ていても問題ありません。

■下から見て

奥歯をかんだ状態で下から見たときに、上の前歯の裏側と、下の前歯の間にすき間ができていませんか?

■その他、下記事項に該当しませんか?

○子どもの歯がガタガタしてきた
○お肉を噛み切れない、食事に時間がかかる
○歯が内側から生えてきた
○前歯が出ている
○受け口になっている
○指しゃぶりをやめない
○唇を咬む
○いつも口が開いている
○口呼吸している

お子さまの治療の場合、早くスタートした方がよいケースもあります。
早い時期にしかできず、後から行うと効果的でない、または非常に困難となってしまうことが
予測されたり、歯や歯肉に傷害を与えてしまう等の問題が起こり得るため
早めに受診し、診察を受けることをお奨め致します。

乳歯の虫歯は歯ならびにも影響します。
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乳歯はどうせ抜けてしまうものだから、虫歯になっても大丈夫というわけではありません。

乳歯には、健康な歯ならびを作る大切な役割を担っており、後続永久歯を正しい位置に導きます。
乳歯が虫歯になってしまうと、永久歯が生え変わる時期の前に乳歯が抜けることがあります。
永久歯は乳歯の根っこを溶かしながら生えてきます。

これは、乳歯が永久歯に「ここが生えてくる場所だよ」という目印の役割を果たしているのです。
しかし、乳歯が早く抜けてしまうと永久歯は目印を失い、正しい位置に生えることができません。
また、乳歯が早く抜けてしまうと、両側にある歯が寄ってきてしまう為、永久歯が生えるスペースが不足し
その結果、永久歯が生えてくることができなくなったり、でこぼこの歯ならびになったりします。

大切な乳歯を虫歯にしないように気をつけてあげて下さい。
また、虫歯になったら早期に治療をしてあげて下さい。
乳歯は虫歯になると、あっという間に虫歯が進行してしまいます。
小さいような虫歯にみえても、早めに歯科医にみてもらうことが大事だと思います。

子供のブラッシング
《成長に合わせたブラッシンング》

・上の歯が生え始めたら

 水を含ませたガーゼや脱脂綿などを指先につけて歯の表面の汚れを優しくふき取って下さい。
 この時期は手にしたものを何でも口に入れたがるので、歯ブラシを遊びの中に取り入れて
 歯ブラシに慣れさせましょう。また、お母さんは口の中を見る習慣をつけましょう。

・1才になったら
 
 少なくとも、朝と晩の2回くらいは小さなやわらかい歯ブラシを使い
 やさしく歯面に汚れを取ってあげましょう。

・1才6ヶ月〜2才頃

 自我がだいぶ強くなり、一人で歯みがきをしたがります。
 一人で磨いただけでは不十分ですので、必ず後で見てあげましょう。
 歯ブラシは子供の口の大きさにあったものを選んで下さい。

・3才過ぎたら

 不十分ながら、一人で磨けるようになります。しっかり磨けるよう訓練をはじめましょう。
 乳歯のむし歯が急増する時期ですので、必ず親御さんが仕上げみがきを行って下さい。
 みがいた後は、忘れずにほめてあげましょう。

《上手な仕上げみがき》

▶︎お子さんをあお向けに寝かせ、頭をひざに乗せます。
▶︎上下のくちびるを開き、よく歯が見えるようにします。
▶︎楽しく、やさしく、みがきます。
▶︎特に、歯と歯ぐきのさかいめ、歯と歯の間、歯のかみ合う溝の中に汚れがたまりやすくなっています。
▶︎歯ブラシは、ヘッドが小さく、毛先の短めのものを選びます。
▶︎みがく順番を決め、みがき残しのないようにします。
 
 
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顎関節症について1
《顎関節症とは?》

あごの骨(関節)の病気ですが、様々な症状があります。

,△桓辺の筋肉痛
 あごばかりではなく、首や肩に痛みがあります。
 ひどいものになると、腕や手の指なども痛むことがあります。

△△瓦隆慇瓩修里發里猟砲
 口を開ける時にコキッと音がしたり、あごの関節から
 耳あたりまで痛んだりすることがあります。

8を開けられないほどの痛み
 あごの関節がひどく痛み、あごを動かすとギリギリと音がしたりします。
 病状が進んで、関節の骨の軟骨が変形していることがあります。

じが大きく開けられず、指が2本程度もしくはそれ以下しか入らない。
 (正常な方は口を開けた時に縦に指三本分入ります。)

ジを開けると、下顎が左右どちらかにズレる。

その他にも、頭痛、咽頭部痛、耳痛、眼痛、舌痛、頬部痛、めまい、耳閉感、歯痛、歯ぎしり、頸部痛
肩こり、目の奥の痛み、アゴの疲労感、アゴのこり感、耳鳴り、手のしびれ、嚥下困難などがあります。


顎関節症の誘因は、複数の因子が関与しておこる多因子性の機能障害とされていますが、2つに分けられます。

①生体適応能力を定価させる因子

 顎顔面の外傷、全身疾患と栄養不良、顎関節の形態異常、ストレスへの対応力、心理特性、女性の閾値低下

②顎運動系に過機能を起こさせる因子

 不良姿勢、咬合異常、疼痛と神経衰弱、睡眠障害、精神ストレス、口腔習癖

上記因子が複合的に混ざって生体の生理的バランスが崩れ、顎関節症がおこると言われています。

そして発症のきっかけは以下の通りです。

1)顎機能発達の遅れ
  成長期に堅い物を好まず、偏咀嚼が多いと、咀嚼の学習が不十分となり
  顎関節や筋機能の発達が遅れ、閉口筋は疲労しやすくなります。

2)咬合の偏位
  噛み合わせがズレたり、骨格性の開咬、顕著な出っ歯、4mm以上の側方偏位、5歯以上の臼歯部喪失

3)不良姿勢と下顎、下顎頭の偏位:姿勢が悪いと頭頸部に筋疲労や不快感をもたらします。

4)ストレスと口腔習癖:仕事や家庭、人間関係などのストレスがあると筋肉を緊張させて、くいしばりをしたり夜間の歯ぎしりをしたりと、ブラキシズムを生じます。

5)発症のきっかけと誘因:あくびをした、大きく口を開けた、堅いものを噛んだ、など、些細なことで発症する事が多くあります。
これは、いくつかの誘因が複合して存在しているためと考えられます。
例えば「顎関節や咀嚼筋が脆弱なために些細な事で障害が生じやすく、姿勢が悪く、不正咬合があるため、下顎が偏位しており、日常生活でストレスが蓄積して自律神経が失調し筋疲労が生じている」などです。

日常の様々なことがきっかけとなって顎関節症を誘発します。

○何かに熱中したり緊張して強く食いしばる
○何か特別な行事があると緊張して食いしばる
○仕事で悪い姿勢を長時間続けていた
○仕事のストレスで夜よく眠れない
○片側の歯が悪いため反対の歯だけで食べ物を噛む癖がある  

などに身に覚えのある方は要注意だといえます。

顎関節症は「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている」と日本顎関節学会で定義されています。

顎関節症について2
顎関節症は20〜30代に比較的多く発症する傾向があり、男性よりも女性に2、3倍も多く
十数年内で15倍にも増加したともいわれます。

男女間における発生頻度の差がなぜあるのかということに関しては、未だに解明されていませんが
女性は男性と比較して骨格や顎関節付近の靱帯が脆弱であるという身体的な違いの他に、女性は
痛みやストレスに対して敏感であることや、自身の健康に対して関心が高いことが影響しているといわれています。
また一説には女性ホルモンが関与しているなどともいわれています。

10代半ばからの有病率の増加は、その時期に成長発育が終了し、顎関節に適応能力が無くなることが大きく関係しています。また、その頃から精神的なストレスも多くなるなどが考えられます。

30代以降において減少するのは、症状が改善するのではなく症状に慣れてしまうため、受診率が減少するためではないかと考えられています。

最近、顎関節症を訴える人が増加した理由は、様々なストレスが多くあり、不規則な生活を強いられるような生活や、食生活の欧米化などが関係しているのではないかと言われています。

顎関節症では、まず患部を安静にする、問題のある生活習慣を改善する、薬を服用するなどの治療が優先されます。

<主なセルフケア>

○歯を接触させない
 くいしばりをしない。歯を接触させるのは物を噛むときだけで
 通常は上下の歯を接触させないようにする。
 「唇を閉じ、上下の歯を離し、顔の筋肉の力を抜く」

○硬いものは食べない
 痛みや口が開けづらい症状がある場合は、しばらくは硬いものを食べないよう注意する。

○口を大きく開けない
 無理に口を大きく開けない。突然大きな口を開けない。食事の際は顎に対する負担を抑えるために
 食べ物を細かくして食べるようにする。あくびや長い時間の開咬にも注意をする。

○冷湿布、温湿布
 急な痛みがある時は冷湿布を使用。冷やしすぎると血液循環が悪くなるので注意。
 慢性的な痛みには温湿布をすると筋肉の緊張や痛みが緩和される。

○マッサージ
 あごの筋肉が痛むときはマッサージをすると血行がよくなり痛みが軽減される。
 強く揉みすぎないように注意をする。

○よい姿勢を保つ
 立つ姿勢や座る姿勢を正しく。猫背やあごを突き出す姿勢になっていないか注意する。
 同じ姿勢を長時間続けないようにし、ときどきストレッチなどをする。

○うつ伏せ寝をしない
 うつ伏せは顎や首の筋肉に負担がかかるので、仰向けで寝るようにする。
 枕も高いものは避けるようにする。


○あごの運動をする
 関節や筋肉の痛みが緩和されたら、少しずつ顎の運動を行う。
 口の開閉や顎を横に動かしたり、首や肩のストレッチをする。
 医師に相談して顎の筋肉エクササイズなどを症状をみながら行う。

○リラクゼーション
 緊張をほぐし、顎に負担をかけないようにする。仕事などで長時間緊張が続くような場合は
 ときどき緊張を解いて筋肉を休ませるようにする。また、過度なストレスがかからないようにする。

○全身運動
 ウォーキングや水泳などの全身運動をする。基礎体力の維持や全身の血行をよくする他に
 気分転換やストレス解消の効果もある。

○あごに負担をかけない生活
 歯を食いしばるスポーツ、管楽器の演奏、口を大きく開ける発声練習などにも注意。
 頬杖をつかない、食べ物は両奥歯で噛む、など顎に負担をかけないようにする。

矯正装置のタイプとそれぞれの特徴
【可撤(かてつ)式装置】

床タイプの矯正装置で固定式の装置に比べると衛生的です。
自由に取り外しが出来る反面、患者さんの協力が必要であり
使用時間が不十分だと結果がでないリスクもあります。

また、小児の成長誘導には効果的ですが
細かな歯のコントロールはできないという欠点があります。

【固定式装置】

歯に装置を装着し、ワイヤーを装置に固定して歯を移動する方法。
装置とワイヤーの取り外しはできませんので可撤式装置に比べて虫歯に罹患するリスクは高くなります。きちんとした歯みがきが重要になります。

細かな歯牙のコントロールにより確実な治療結果が期待できるために
永久歯列の矯正治療はこれに該当します。

歯の表面に「ブラケット」を歯科用の接着剤でつけます。(これを患者さんは外せません。)
枕木が線路を固定するようにブラケットは金属線のワイヤー(アーチワイヤー)を所定の位置に保持します。
歯科医師は結紮用の細い針金やエラスティクス(ゴム)を用いてアーチワイヤーを歯にしっかりと固定します。
ワイヤーの力をブラケットを介して歯に伝えることで歯は徐々に新しい一に移動します。
骨は象牙のように固いものと思われがちですが、実際は柔らかいものなので歯は骨の中を動くことができます。
歯がある方向に押されると、その歯の前方にある骨に圧力が加わり骨の吸収が生じます。
一方、歯の後方では歯の移動によって生じた隙間を埋めるために新しい骨が作られます。

歯ぎしりについて
歯ぎしりは、眠っているときに起こる事なので本人にはわかりません。
しかし、単にうるさいだけではすまされない場合もあります。

《なぜ歯ぎしりをするのでしょうか?》

寝ているときは、誰もが「自分はスヤスヤと眠っている」とお思いでしょう。
しかし、寝ているときのことなので、ほとんどの人は気づかないことが多いのです。
歯ぎしりは、あごの異常な緊張によって起こります。
直接の原因となるのは、かみ合わせの悪さです。

例えば
・歯並びが悪い 
・あごの骨に異常がある 
・義歯が合わない
・抜けた歯をそのままにしておく
 などです。

歯ぎしりは、かみ合わせの悪さ(歯の出っ張り)をなおそうと
無意識のうちに調整しているのです。他にもストレスが原因で起こることがあります。

《歯ぎしりは放っておいてもいいのでしょうか?》

歯ぎしりをするときには、とても強い力が働きます。
そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯が欠けたりすることもあります。
歯の根っこの部分にも大きな影響を及ぼします。
そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きたときにあごや歯に
違和感のある方は歯科医のチェックを受けてください。

当医院で簡単にかみ合わせのチェックができます。
また、ナイトガードというマウスピース型の保護装置もあります。
気になる方は、一度ご相談下さい。
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親知らずって何?
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親知らずとは、個人差はありますが、18歳頃に歯列の一番奥に生えてくる歯です。
この歯は生まれつき無い人もいます。また、生えてくるすきまがなく、あごの骨の中にたおれて埋まっている場合もあります。

《親知らずがあるとどのような影響があるの?》

1)前にたおれた親知らずと、隣の歯のすき間に食べカスが入り、虫歯になりやすい。
2)親知らずと上にかぶっている歯ぐきの間に食べカスがたまり、歯ぐきがはれて痛くなることがある。
3)矯正治療をしてせっかくきれいにならんだ歯ならびや、矯正治療をしていなくても、現在の歯ならびを親知らずが後ろから押して、前歯をでこぼこにする(特に下の前歯)ことがある。

たおれたり、埋まっている親知らずは、このように悪い影響を及ぼす事があります。
そのため、矯正治療をやっているやっていないに関わらず親知らずは抜いたほうが良い場合が多くあります。

矯正治療希望で来院される成人のかたで、『大人になってから、前歯がでこぼこになってきた』と言われるかたたくさんいますが、それは親知らずが原因のひとつであることが多いです。
もちろん、親知らずの状態によっては、抜かなくてもいい場合があるため、歯科医院でレントゲン写真にて確認してもらったほうがいいでしょう。

小児のうちから矯正治療を始めたお子様でも、成人になる前に抜歯をお勧めすることが多くありますが
計画的に抜歯が可能であるため、抜く時期を相談し春休みなど長い休みの間に抜いてもらっています。

フッ素塗布について
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「フッ素でむし歯予防!」というキャッチフレーズをよく聞きます。
 ではこの“フッ素”とはどのようなものなのでしょうか?

フッ素はミネラルの一種です。
フッ素は地球上に広く存在している自然のものです。人体中(特に歯や骨に多い)はもちろん
地殻・海水・河川・植物・動物など、あらゆるものに必ず含まれています。

フッ素が含まれていない飲食物は地球上に存在しません。 
成人の場合、必須栄養素として1日3mg必要とされています。

(体重1kgあたり0.05mgが適正摂取量)


《フッ素塗布の効果》

虫歯になる原因に対して、フッ素塗布の以下のような働きが
「歯」と「お口の中の細菌」に作用し、虫歯になりにくくする効果があるとされています。

1. 唾液中に含まれるミネラルの沈着を促進し、再石灰化を助ける
2. 歯の質を強化し、酸から歯を溶けにくくする
3. 酸の生成を抑える

《乳幼児・子どもへの効果》

「生えたての乳歯」や「生えたての永久歯」は、歯の質が弱く虫歯になりやすいため
フッ素を塗ると予防効果を大きく期待できるとされています。

《成人への効果》

歯周病や部分入れ歯の使用によって、顎の骨や歯茎が痩せて(吸収して)しまい
普段なら歯茎で覆われているはずの歯の内部のセメント質や象牙質が露出してくることがあります。
セメント質や象牙質はエナメル質(歯茎から上の歯の表面部分)よりも弱く虫歯になりやすいため
歯ぐきが露出してしまった場合には、フッ素を塗ることで虫歯のリスクを下げることに役立つとされています。

《フッ素塗布の手順》

〇をきれいに磨いた後、歯の表面をしっかりと乾燥させます。
∋ブラシ、または、脱脂綿にフッ素を染み込ませ歯に塗布します。
E鰭杆紂30分程、うがいや飲食を避けてもらいます。

歯に直接フッ素を塗るので、市販の歯磨剤よりも効率的に取り込むことができます。

《医療機関で受けるフッ素と、歯磨き粉剤に含まれるフッ素の違い》

これら2つの違いは、フッ素の濃度にあり、期待できる効果も少し異なります。
歯科や市町村の保健センターなどの医療機関で使用する高濃度のフッ素(9,000〜123,000ppm)は
歯質の強化を特に期待することができます。一方で、薬局やスーパーなどで販売されている
フッ素配合の歯磨き剤などに、含まれる低濃度のフッ素(500〜1,000ppm)は
使い続けることで再石灰化の促進や、酸を作る力を抑えることを期待することができます。
これらを併せて行うことで、虫歯予防の効果がより高まります。

ゴムを初めてかける患者さんへ
矯正治療中に上下歯列にゴムをかけて頂くことがよくあります。
頑張って指示通りにゴムをかければそれだけ早く治療が進みます。

《ゴムをかける目的》
ワイヤーの力だけではなくゴムの力をかりて歯がよく動くようにします。

1)糸切り歯が早く下がるように 
2)前歯が副作用で前に出ないように
3)すき間をとじやすくするため
4)真ん中のずれをなおすため
5)かみ合わせをよくするため
6)前歯をさがりやすくするため
7)その他

《ゴムをかける時間》

食事、歯みがき以外(1日20時間以上)毎日かけるようにして下さい。
例えば、半日ゴムをかけていて歯が動いても残り半日はずしてしまうと
その間に歯は元の位置に戻ってしまい、プラスマイナス0(ゼロ)になってしまいます。

《ゴムの交換》

ゴムの交換は1日1回です。(強さは4日間もちます)
1袋100個ゴムが入っています。
まれにゴムが切れる事がありますが切れた場合は新しい物に交換して下さい。
余ったゴムは次回、来院時に持ってきて下さい。

ゴムは頑張れば頑張るほど歯がよく動き、治療期間の短縮になります。
頑張って毎日しっかりかけるようにしましょう!
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歯科X線検査(レントゲン)の放射線被爆について
grp0113110246.png 350×524 111K矯正歯科では、治療に必要な情報を得るために精密検査の一つである頭部X線規格写真(セファログラム)パノラマX線写真(パントモ)などのレントゲン撮影が欠かせません。

虫歯治療でよく撮影するデンタルX線(数本の歯のレントゲン写真)の放射線量は1枚あたり約0.01mSv、1回で全顎的に撮影できるパノラマX線写真は0.03mSv、歯科用CTは0.1mSvととても少ない放射線量となっています。
また、当院で使用している最新のレントゲン撮影機器は従来のものの1/2の照射量となっております。
X線撮影を何度も繰り返したからといって、人体への影響や障害を心配することはないので安心して検査を受けて下さい。

歯周病について
歯周病の多くが以前は歯槽膿漏といわれていました。
これは「歯槽(歯ぐき)から膿が漏れる」といった症状を表したもので
正式な病名は辺縁性歯周炎といいます。歯周病になると歯がぐらつき、歯ぐきから膿が出てきます。
そして、ぐらついた歯が抜け落ちてしまうという恐ろしい病気です。
また、1本にとどまらず、口の中全体に広がっていきます。

《歯周病はどうしておこるのでしょうか?》

歯肉(歯ぐき)と歯の間には、ポケットという1ミリくらいの隙間があります。
歯みがきをおこたってしまうとこのポケットに歯垢がたまります。
たまった歯垢が歯石をつくり、隙間を押し広げていきます。
これを積み重ねることで歯肉が炎症を起こします。
これが歯肉炎で歯周病の第一歩です。

歯肉炎にかかると歯ぐきは赤く腫れ、りんごをかじったときなどに歯ぐきから血がでます。
歯肉炎を放置しておくと症状はますます悪化し、歯周炎へと進んでいきます。
このように歯周病は主に歯ぐきと歯の間のブラッシングがきちんとできていないのが原因となります。

また、歯並びが悪いと、上手に磨くことができず磨き残しが多くなりむし歯や歯周病になりやすいといわれています。
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